恭倹(読み)キョウケン

デジタル大辞泉 「恭倹」の意味・読み・例文・類語

きょう‐けん【恭倹】

[名・形動]人に対してはうやうやしく、自分自身は慎み深く振る舞うこと。また、そのさま。「恭倹己れを持す」

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精選版 日本国語大辞典 「恭倹」の意味・読み・例文・類語

きょう‐けん【恭倹】

〘名〙 (形動) 人に対してうやうやしく、自分自身はつつしみ深いこと。また、そのさま。
秘蔵宝鑰(830頃)中「読礼者忘恭倹揖譲之志」 〔論語‐学而〕

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普及版 字通 「恭倹」の読み・字形・画数・意味

【恭倹】きようけん

つつしみ深い。〔論語、学而〕子禽、子貢に問うて曰く、夫子(ふうし)の是のに至るや、必ず其のを聞く。之れを求めたるか、抑(ある)いは之れを與へたるかと。子貢曰く、夫子は良恭儉讓、以て之れを得たりと。

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