悲涼(読み)ヒリョウ

デジタル大辞泉 「悲涼」の意味・読み・例文・類語

ひ‐りょう〔‐リヤウ〕【悲涼】

悲しくさびしいこと。悲しみ
「―沈痛なるものもあるべく」〈逍遥小説神髄

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精選版 日本国語大辞典 「悲涼」の意味・読み・例文・類語

ひ‐りょう‥リャウ【悲涼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) かなしむこと。また、かなしくさびしいさま。
    1. [初出の実例]「戚然自嘆。不天所弔恤。逢此悲涼」(出典:先哲叢談(1816)三)
    2. [その他の文献]〔詩品〕

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普及版 字通 「悲涼」の読み・字形・画数・意味

【悲涼】ひりよう(りやう)

悲しくすさまじい。南朝宋・顔延之〔秋胡行、九首、三〕楽府 原隰(げんしふ)、悲涼多し 廻(くわいへう)高樹を卷く 離獸、蹊(くわうけい)にり 鳥、縱に去る

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