憫然(読み)ビンゼン

デジタル大辞泉 「憫然」の意味・読み・例文・類語

びん‐ぜん【×憫然/×愍然】

[形動][文][ナリ]あわれむべきさま。
「己れにさえ―な姿を描いた」〈漱石
[ト・タル][文][形動タリ]に同じ。
「今の西洋諸国の有様を見て―たる野蛮の嘆を為すこともある可し」〈福沢文明論之概略
[類語]惻然そくぜん不便ふびん気の毒可哀相哀れ痛痛しい痛ましい哀れむ思いやる思うおもんぱかいとおしむほだされるいたわしい忍びない見るに忍びない見るに堪えない身につまされる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「憫然」の読み・字形・画数・意味

【憫然】びんぜん

閔然。

字通「憫」の項目を見る

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