戯劇(読み)ぎげき

精選版 日本国語大辞典 「戯劇」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐げき【戯劇】

〘名〙 ふざけたわむれること。また、そのさま。転じて、芝居演劇をいう。
※宝覚真空禅師録(1346)乾・立地・為性見禅門大祥忌拈香「戯劇場中供一咲、華胥夢裡閲三春
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一七「一話一断手を上下し、指を闘はして鳴る。其戯劇(ギゲキ)常人の及ぶ所に非らず」 〔杜牧‐西江懐古詩〕

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普及版 字通 「戯劇」の読み・字形・画数・意味

【戯劇】ぎげき

芝居。宋・軾〔小本禅師の法雲に赴くを送る〕詩 山林等しく憂患 軒冕も亦た戲劇のみ 我未だ歸休に(つ)かざるに 師(なん)ぞ(すなは)ち安する

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