所習(読み)ところならい

精選版 日本国語大辞典 「所習」の意味・読み・例文・類語

ところ‐ならい ‥ならひ【所習】

浮世草子好色一代男(1682)三「又下女下男にかぎらず老若のわかちもなく、神前拝殿に所ならひとてみだりがはしくうちふして」

ところ‐ならわし ‥ならはし【所習】

〘名〙 その土地風習。その地方その地方の習慣。ところならい。
※浮世草子・好色五人女(1686)五「あたまつきは所ならはしにして後さがりに髪先みぢかく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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