手を失う(読み)てをうしなう

精選版 日本国語大辞典 「手を失う」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を 失(うしな)

  1. うつべき手段を失う。なすすべがない。
    1. [初出の実例]「晩風は〈略〉吹まわれども、花は落尽て、あとに一点もなければ、一簾の風は、手を失て、空帰るまでぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android