手取り(読み)テドリ

デジタル大辞泉 「手取り」の意味・読み・例文・類語

て‐どり【手取り】

給与などから税金その他を差し引いた、正味の受取金。実収入。→税込み
糸などを手で繰り取ること。手繰り。
(「手捕り」とも書く)素手で捕らえること。「川魚手取りにする」
[類語]実収収入所得入金収益実入り稼ぎ現収月収年収歳入定収インカム

て‐とり【手取り】

《「てどり」とも》
人をだまして操るのが巧妙なこと。また、その人。
「なかなか如才のない女です。まあ―でしょう」〈秋声足迹
相撲のわざの巧みなこと。また、その力士

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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