手頸(読み)たなくび

精選版 日本国語大辞典 「手頸」の意味・読み・例文・類語

た‐な‐くび【手頸】

〘名〙 (手のくびの意) てくび。
人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)三「隠し持ったる懐剣を、抜手(ぬくて)も見せず定正の、脇腹目掛けて突かかりしに、定正運や宜(よ)かりけん、お道の掌頸(タナクビ)俄かに乱れて、股(もも)のあたりを突きかする」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android