人皇(読み)ジンコウ

デジタル大辞泉 「人皇」の意味・読み・例文・類語

じん‐こう〔‐クワウ〕【人皇】

神代の神々に対して、神武天皇以後の天皇をいう。にんのう。じんのう。
中国古代の伝説上の帝王天地人三皇の一。

にん‐のう〔‐ワウ〕【人皇】

《「にんおう」の連声れんじょう》神代と区別して神武天皇以後の天皇。じんこう。

じん‐のう〔‐ワウ〕【人皇】

じんこう(人皇)

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精選版 日本国語大辞典 「人皇」の意味・読み・例文・類語

にん‐のう‥ワウ【人皇・仁王・人王】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「にんおう」の連声 ) 神代に対して、人代となってからの天皇。神武天皇以下歴代の天皇をいう。じんこう。また、人界の帝王。
    1. [初出の実例]「の光感火を扶け、人皇慎みて瑞を験す」(出典:日本霊異記(810‐824)中)

じん‐こう‥クヮウ【人皇】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 神代の天神七代地神五代に対して、神武天皇以後の天皇をいう。にんのう。
  2. [ 2 ] 天地人三才の思想に基づく、中国古代の伝説上の帝王。

じん‐のう‥ワウ【人皇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じんおう」の連声 ) ⇒にんのう(人皇)

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