
(たい)は殳なり」とあって、長さ丈二尺余、車上に植(た)てる杖である。また次条の
(しゆ)に「軍の中士、持する
の殳なり」とあって、みな兵杖をいう。投字条十二上に「
(う)つなり」、
字条に「一に曰く、投なり」とあって、投・
(てき)を互訓とする。殳の上部の
(しゆ)は、〔説文〕三下に「鳥の短
なり」とあり、殳はその短羽を持つ形。おそらく呪飾に用いたものであろう。
はその呪飾をつけた杖、その杖で殴(う)ち祓う行為を投という。邪悪のものを遠く四裔に放つことを投という。〔左伝、文十八年〕「
(こ)れを四裔に投ず」という放
の義が、その原義である。
・殳・
zjioは声近く、
は呪羽、
を持つを殳、杖に著けるを
、これを投じて祓うを投という。設sjiatは呪飾して祈る意であろう。
・
diekは呪器を以て
(う)つ意、
・
tekは
ってその罪を
(せ)める意である。
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[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...