折紙道具(読み)オリガミドウグ

デジタル大辞泉 「折紙道具」の意味・読み・例文・類語

おりがみ‐どうぐ〔をりがみダウグ〕【折(り)紙道具】

鑑定書価格証明などの書き付けが添えられている貴重な道具
保証つきのもの。最上のもの。
神崎が芸を―と言へり」〈浮・元禄大平記・八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「折紙道具」の意味・読み・例文・類語

おりがみ‐どうぐ をりがみダウグ【折紙道具】

〘名〙
折紙付きの道具。鑑定結果の折紙の付いている貴重な書画刀剣器物など。
浮世草子男色大鑑(1687)四「扨(さて)は此専十郎折紙道具(オリカミダウグ)不破の万作に八割まし」
② 保証付きのよいもの。最上のもの。
※浮世草子・元祿大平記(1702)八「袖崎が芸を折紙道具(ヲリガミダウグ)といへり。きはまってよいといふ心なるべし」

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