折詰(読み)オリヅメ

デジタル大辞泉 「折詰」の意味・読み・例文・類語

おり‐づめ〔をり‐〕【折(り)詰(め)】

食品を折りに詰めること。また、詰めた折り。「折り詰めすし
[類語]弁当駅弁腰弁当どか弁幕の内弁当

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「折詰」の意味・読み・例文・類語

おり‐づめ をり‥【折詰】

〘名〙
① 食品などを折箱に詰めること。また、その詰めたもの。おり。
洒落本・大劇場世界の幕なし(1782)序「薄紅梅の折詰より、一山五文の橋づめ迄、吸ふて不見れば、風味も不知」
② 折ることを続けてやめないさま。拳(けん)で指をつづけて折ることで、続けて勝つことにいう。
咄本・無事志有意(1798)拳酒「『拳にかった者が呑(のみっ)こ』『合点だ、三けん折づめだ』」

おり‐つ・む をり‥【折詰】

〘自マ下二〙 礼儀正しくする。改まる。
※虎明本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初)「すぐれて見事な事で御ざると、おりつめておしゃらふ所で」

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食器・調理器具がわかる辞典 「折詰」の解説

おりづめ【折詰】

料理菓子を折りに詰めること。また、詰めたもの。◇略して「折り」ともいう。

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