指導(読み)シドウ

デジタル大辞泉 「指導」の意味・読み・例文・類語

し‐どう〔‐ダウ〕【指導】

[名](スル)
ある目的方向に向かって教え導くこと。「演技指導にあたる」「指導を受ける」「人を指導する立場」「行政指導
柔道試合で、選手の軽微な違反行為に対する宣告。3回受けると反則負けとなる。組み手をいやがる、場外に出る(押し出す)など、23の事項がある。
[類語](1導き教え手引き指南教授教育訓育教導補導ほどう善導誘掖ゆうえき鞭撻べんたつ手ほどき教習コーチ伝授する講義する講ずる仕込むたたき込む育てる導く仕付ける教鞭を執る薫育教化教学文教育英教える助言教示訓示アドバイスコンサルティングカウンセリングガイダンス手を取る示教指教徳育知育体育矯正薫陶入れ知恵洗脳感化徳化醇化啓発啓蒙

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「指導」の意味・読み・例文・類語

し‐どう‥ダウ【指導】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 教えみちびくこと。特に現代では、勉強・研究の方法などに関する助言を与えてみちびくこと。ガイダンス。
    1. [初出の実例]「故別撰一般宗旨、為之標榜以指導人」(出典:語孟字義(1705)下)
    2. [その他の文献]〔漢書‐路温舒伝〕
  3. 団体などの組織、目的、方向などを決定し、成員を導くこと。
    1. [初出の実例]「持久戦の為軍隊の部署及戦闘の指導は〈略〉成るべく決戦に陥らざるの著意を必要とす」(出典:作戦要務令(1939)二)
  4. 具体的にさし示して案内すること。
    1. [初出の実例]「我案内せむと親切に一々指導して呉るるにぞ、お染彦右衛門より幸福を得て甲板の上より幾層の下室まで大抵隈なく見物し果て」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉七)
  5. 柔道で、試合中出場者が禁止事項をごく軽く犯した場合に与えられる反則の規準

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「指導」の読み・字形・画数・意味

【指導】しどう

導く。

字通「指」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「指導」の意味・わかりやすい解説

指導
しどう

「リーダーシップ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android