デジタル大辞泉
「挙用」の意味・読み・例文・類語
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あげ‐もち・いる ‥もちゐる【挙用】
〘他ア上一(ワ上一)〙 有能な
人物を採用し、
官職につかせる。また、その地位を引き上げる。
※
四河入海(17C前)三「さる程に、今こそ玉も安閑なりとも、
つめは挙用いらるべき程に、久は、閑ではえあるまい程に」
※
談義本・風流志道軒伝(1763)一「賢者あれども
登庸(アゲモチユル)ことを知らず」
[
補注]室町時代以後、「あげもちゆ」とヤ行上二段に用いられることが多い。
きょ‐よう【挙用】
〘名〙 地位を引き上げて用いること。登用。
※
続日本紀‐延暦三年(784)一〇月戊子「越後国言、蒲原郡人三宅連笠雄麻呂〈略〉誠合
二挙用
一授
二従八位上
一」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「挙用」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報