捏芋・仏掌薯(読み)つくねいも

精選版 日本国語大辞典 「捏芋・仏掌薯」の意味・読み・例文・類語

つくね‐いも【捏芋・仏掌薯】

〘名〙 ナガイモ栽培品種関西中心田畑に栽培される。いもは径約二〇センチメートルの不規則な塊状成分は濃厚で粘りが強く、大半和菓子原料となるほか、とろろ料理に用いられる。優良品種に「あおやま」「たかしろ」「みたけ」などがある。漢名仏掌薯。つくいも。こぶしいも。やまといも。ぶんごいも。つくね。《季・秋》 〔多識編(1631)〕

つく‐いも【捏芋・仏掌薯】

〘名〙 「つくねいも(捏芋)」の異名。《季・秋》
咄本・おとしばなし万歳楽(1855)雲気「西の方へつく芋(イモ)のような雲がでると」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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