捲り付く(読み)まくりつく

精選版 日本国語大辞典 「捲り付く」の意味・読み・例文・類語

まくり‐つ・く【捲付】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 追いのける。
    1. [初出の実例]「二百五十騎の勢にて、石堂・上杉が七百余騎の勢を山際までまくり付て」(出典:太平記(14C後)二九)
  2. [ 2 ] 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 まきつく。
    1. [初出の実例]「糊箱中にあるローラーに巻くりついた糸を運転中に切るため」(出典:女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android