デジタル大辞泉
「掛金」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
かけ‐がね【掛金】
〘名〙
① 戸や
障子などに付けて
置き鎖した時、もう一方の
金物の穴に掛けて、締りとする鐶
(かん)または鉤
(かぎ)。かきがね。
※枕(10C終)八「北の障子に、かけがねも
なかりけるを」
② 顎
(あご)の骨の
顳顬(こめかみ)につながる部分。
※
日葡辞書(1603‐04)「Caqegane
(カケガネ)〈訳〉顎の継ぎ目。
関節」
かけ‐きん【掛金】
〘名〙
※浮世草子・万の文反古(1696)一「先先の掛金あつめ」
② 日掛け月掛けのように定期的に支払ったり積み立てたりしてゆく
金銭。
掛銭。掛銀。
※
随筆・
松屋筆記(1818‐45頃)六七「取抜無尽といふは、鬮
(くじ)に当て金を収たるもの跡の
懸金を出さざる也」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報