デジタル大辞泉 「閂」の意味・読み・例文・類語
かん‐ぬ‐き〔クワン‐〕【×閂/貫▽木】
2 相撲の手の一。もろ差しになった相手の両腕を上から抱え込んで絞り上げるもの。
[補説]作品名別項。→閂
[類語]錠・錠前・鍵・キー・スペアキー・マスターキー・南京錠・合い鍵・箱錠・掛け金・解錠・施錠・ロック・シリンダー錠
門や出入口などの扉を閉じて内側から固めるための横木。貫木とも書く。貫木(かんのき)または関木(かんのき)から転じた。多くは堅い木を使用し,扉の框(かまち)や桟に打ち付けた箱金物(閂鎹(かんぬきかすがい))に差し通して開かないようにする。寝殿造の妻戸などは回転扉であるが,閂は用いていない。初めは門に用いたと思われ,のちには建物の出入口の扉に用いるようになった。また,近世の町家において,〈みせ(店)〉正面の摺上げ戸(蔀戸(しとみど)ともいう)を閉じるときに柱間の中央に立てる竪木も閂と呼ぶ。楣(まぐさ)と敷居の間に差して立て,竪木の両側に溝を設けて柱との間に戸を落とし込むもので,昼間は取り外しておく。また和船の船首小縁(こべり)の上部にある角形の横木を貫木という。
執筆者:浜島 正士
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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