掻揚屋敷(読み)かきあげやしき

精選版 日本国語大辞典 「掻揚屋敷」の意味・読み・例文・類語

かきあげ‐やしき【掻揚屋敷】

  1. 〘 名詞 〙 急ごしらえに簡単に造った屋敷城掻揚城規模の小さなもの。
    1. [初出の実例]「蓑輪、松枝其外方々小侍のかきあげ屋敷にあがり、兵粮沢山あり」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android