攪擾(読み)かくじょう

精選版 日本国語大辞典 「攪擾」の意味・読み・例文・類語

かく‐じょう‥ゼウ【攪擾】

  1. 〘 名詞 〙 かきみだすこと。かきまわして混乱を起こさせること。
    1. [初出の実例]「其青浸酸に膚接する処のみ紅色に変ず。之を攪擾すれば全器尽く紅色と為る」(出典:舎密開宗(1837‐47)内)
    2. 「此の論士の偽弁は一時能く会員の思慮を攪擾するの勢力ありし」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「攪擾」の読み・字形・画数・意味

【攪擾】かくじよう

みだす。

字通「攪」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む