支柱根(読み)シチュウコン

デジタル大辞泉 「支柱根」の意味・読み・例文・類語

しちゅう‐こん【支柱根】

地上にある幹や枝から出て地中に入り、支柱のような形態になった根。タコノキマングローブなどにみられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「支柱根」の意味・読み・例文・類語

しちゅう‐こん【支柱根】

〘名〙 植物気根の一型。地上部から出、分岐しないで地中にはいり、茎の支えとなる根。タコノキ、トウモロコシガジュマルなどがその例。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「支柱根」の意味・わかりやすい解説

支柱根
しちゅうこん

地上茎から生じた不定根が垂下して地中に入り、吸収器官という根の本来の働きのほかに、地上茎を支える働きをするものをいう。太い棒状や紐(ひも)状の形態をとる。トウモロコシ、タコノキ、インドゴムノキアコウ、ガジュマル、オヒルギなどでみられる。

[西野栄正]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android