故家(読み)コカ

デジタル大辞泉 「故家」の意味・読み・例文・類語

こ‐か【故家】

古くから続いてきた家。旧家

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「故家」の意味・読み・例文・類語

こ‐か【故家】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古くから続いてきた家。また、家筋。旧家。
    1. [初出の実例]「故以故家自居、不肯譲一レ彼」(出典続南行雑録(1692)南京地方寺社故事)
    2. 「新者は旧に代り、故家は、平民の中に埋沈す」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉七)
    3. [その他の文献]〔孟子‐公孫丑・上〕
  3. 以前住んでいた家。
    1. [初出の実例]「見ればここは樋口氏が故家(コカ)なり」(出典:落梅集(1901)〈島崎藤村七曜のすさび・金曜日懐旧)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「故家」の読み・字形・画数・意味

【故家】こか

旧家。

字通「故」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android