百科事典マイペディア 「新宮[町]」の意味・わかりやすい解説 新宮[町]【しんぐう】 兵庫県南西部,揖保(いぼ)郡の旧町。揖保川中流域を占め,中心集落は山陽と山陰を結ぶ古くからの交通要地で,姫新(きしん)線が通じる。伝統地場産業である手延そうめんを中心とした食品産業が盛ん。川沿いの觜崎(はしさき)には柱状節理の屏風岩(天然記念物)がある。2005年10月,龍野市,揖保郡揖保川町,御津町と合併し市制,たつの市となる。99.55km2。1万7076人(2003)。 新宮[町]【しんぐう】 福岡県北部,玄界灘に臨む粕屋郡の町。ミカン,野菜などの園芸農業や乾魚製造が盛んであるが,近年は工場の進出が目立ち,福岡市の延長として住宅地化が著しい。海岸は砂丘で,玄海国定公園に含まれる。立花山クスノキ原始林(特別天然記念物)がある。鹿児島本線,西鉄貝塚線が通じる。18.93km2。2万4679人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報