出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
…江戸時代の心学者。名は亨,通称は謙蔵。京都の江戸飛脚本番の家に生まれ,眉山と号して軍書講談を業としていたが,やがて薩埵(さつた)徳軒に学び,43歳で心学の講師となり,巧みな話術で聴衆を魅了した。眼病を患い45歳で失明したが,不自由な身体で諸方に遊説し,武家や公卿まで帰依するものができた。天保の飢饉に際しては社中から義捐金を募って困窮者に施行した。養嗣子一作(遊翁)が筆記して刊行した《鳩翁道話》は数多い心学書の中の傑作である。…
※「新発田城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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