新藤凉子(読み)しんどう りょうこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新藤凉子」の解説

新藤凉子 しんどう-りょうこ

1932- 昭和後期-平成時代の詩人
昭和7年3月23日生まれ。女優をこころざして劇団東童に所属し,また詩誌「氾」同人となる。昭和38年ヨーロッパにわたり,帰国後「歴程」同人。60年情熱的に主題自我を同一化させた「薔薇ふみ」で高見順賞。平成19年「薔薇色カモメ」で丸山薫賞。25年新藤凉子・河津聖恵・三角みづ紀詩集「連詩 悪母島(ぐぼとう)の魔術師(マジシャン)」で藤村記念歴程賞。詩集はほかに「ひかり薔薇」など。鹿児島県出身。共立女子大中退。本名は古屋凉子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android