方量(読み)ホウリョウ

デジタル大辞泉 「方量」の意味・読み・例文・類語

ほう‐りょう〔ハウリヤウ〕【方量】

限度限界際限。きり。多く「方量もない」の形で用いられる。
「いやおのれは、言はせておけば―もない」〈虎明狂・河原太郎

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精選版 日本国語大辞典 「方量」の意味・読み・例文・類語

ほう‐りょうハウリャウ【方量】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 分量。また、限界。際限。かぎり。ほうず。
    1. [初出の実例]「三種為花小折盛之。凡硯之蓋之方量也」(出典:蔭凉軒日録‐寛正七年(1466)二月二四日)
    2. 「大かた人の寿命にははう量の有るべい物」(出典:浄瑠璃・鎌倉三代記(1716)一)
  3. 検地のこと。
  4. 草などがはびこりひろがること。

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