デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「既殿奚」の解説
既殿奚 こでんけい
継体天皇7年(513)百済(くだら)・新羅(しらぎ)・安羅(あら)の使者とともに大和朝廷に召集され,任那(みまな)北部の伴跛(慶尚北道星州とも高霊とも)が占領した己汶(こもん),および滞沙(たさ)の地を百済にあたえる旨を宣告された。欽明(きんめい)天皇2年の条にみえる加羅(から)(高霊)の古殿奚と同一人ともみられる。「きでんけい」ともよむ。
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