デジタル大辞泉
「日一日」の意味・読み・例文・類語
ひ‐ひとひ【日一日】
朝から日暮れまでの間。一日中。
「―寝をのみ寝暮らし」〈源・明石〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ひ‐いちにち【日一日】
〘名〙
① (
多く「と」を伴って副詞的に用いる) 物事が日に日に進行していくことを表わす。一日ごと。一日一日。
② 一日中。まる一日。
終日。日がな一日。ひひとひ。
※
牛部屋の臭ひ(1916)〈
正宗白鳥〉三「日一日炬燵で暮らすことが多かったが」
ひがな‐いちにち【日一日】
〘名〙 (「一日」を強めた語) 朝から晩まで。一日中。終日。ひがなひねもす。ひがらいちにち。
※
俳諧・となみ山(1695)「花の香の暫くやまぬ宮うつし〈惟然〉 日がな一日鳥のさえづり〈野明〉」
[
補注]
近世になって例が見られ、「ひがら」の形もある。
接尾語としての「がな」「がら」の
意味は明らかでない。
ひ‐ひとひ【日一日】
〘名〙 (「ひひとい」の時代も) 朝から夜まで。終日。一日中。ひねもす。
※
土左(935頃)承平四年一二月二五日「ひひとひ、よひとよ、とかくあそぶやうにてあけにけり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報