日向飯(読み)ひゅうがめし

日本の郷土料理がわかる辞典 「日向飯」の解説

ひゅうがめし【日向飯】


愛媛県南予地方の郷土料理で、あじなどの魚のそぎ身をしょうゆ・みりん・白ごまなどで作った調味液に浸し、これに溶き卵を加えて飯にかけたもの。みかんゆずの皮、もみのりを散らして食べる。◇伊予水軍が日向(現宮崎県)で覚えた食べ方を伝えたとされることからこの名がある。鯛を用いることも多く、その場合「鯛飯(たいめし)」と呼ばれることが多い。

出典 講談社日本の郷土料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android