早世・蚤世(読み)そうせい

精選版 日本国語大辞典 「早世・蚤世」の意味・読み・例文・類語

そう‐せい サウ‥【早世・蚤世】

〘名〙 (「蚤」は早の意)
① 早く世を去ること。若死にすること。夭折(ようせつ)夭死
太平記(14C後)一二「三男敦忠中納言も早世(サウセイ)しぬ」
※俳諧・奥の細道(1693‐94頃)金沢「去年の冬早世したりとて、其兄追善を催すに」 〔春秋左伝‐昭公三年〕
② 死ぬこと。故人になること。死去
明衡往来(11C中か)中本「曾無好色之人。在中将平仲早世之後。芳下被彼前跡

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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