早朝(読み)ソウチョウ

デジタル大辞泉 「早朝」の意味・読み・例文・類語

そう‐ちょう〔サウテウ〕【早朝】

朝早いとき。朝早いうち。早旦。早天。「早朝出発する」
[類語]明け方夜明け未明明け黎明朝明け残夜かわたれ時白白明け朝ぼらけ有明東雲しののめ払暁早暁薄明夜明け前朝まだき鶏鳴あした朝方朝っぱらモーニング

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精選版 日本国語大辞典 「早朝」の意味・読み・例文・類語

そう‐ちょうサウテウ【早朝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 朝の早いうち。早旦。早天。
    1. [初出の実例]「其日早朝、職官設皇太子版位於常寧殿西面」(出典延喜式(927)一三)
    2. 「太神元政、多近方がもとへ、早朝に来れる事ありけり」(出典:古今著聞集(1254)六)
    3. [その他の文献]〔書経疏‐武成〕
  3. ( ━する ) 朝早く行動すること。また、朝早く起きること。
    1. [初出の実例]「良人は早朝して晩退し」(出典:朝野新聞‐明治九年(1876)一一月一四日)
  4. ( ━する ) 朝の政務。また、帝王が朝早くから政務をみること。
    1. [初出の実例]「皇帝大悦し、早朝の群臣、みな賀表をたてまつるにいはく」(出典:正法眼蔵(1231‐53)光明)
    2. [その他の文献]〔白居易‐長恨歌〕

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普及版 字通 「早朝」の読み・字形・画数・意味

【早朝】そうちよう(さうてう)

朝早く。また、早朝の政務。唐・白居易長恨歌〕詩 春短きにしみ、日高くしてく 此れより君王、早せず

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