散らばる(読み)チラバル

デジタル大辞泉 「散らばる」の意味・読み・例文・類語

ちらば・る【散らばる】

[動ラ五(四)]
まとまっていたもの、1か所にあったものが、あちこちに離れ離れになって広がる。散在する。「全国に―・る卒業生」
雑然と散り乱れる。散乱する。「部屋じゅうに紙くずが―・っている」
[類語]散る散らかる散らかす散らす散ずる四散分散拡散散開飛び散る飛散飛ぶ雲散離散霧散散逸雲散霧消

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「散らばる」の意味・読み・例文・類語

ちらば・る【散】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ばらばらになってあたりに広がる。散乱する。また、あちこちに乱雑に置いてある。散在する。
    1. [初出の実例]「鬢にちらばる愛敬毛、うす紅の眼元の塩梅」(出典:人情本・春情花の朧夜(1860頃か)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android