星霜(読み)セイソウ

デジタル大辞泉 「星霜」の意味・読み・例文・類語

せい‐そう〔‐サウ〕【星霜】

《星は1年に天を1周し、霜は毎年降るところから。古くは「せいぞう」》としつき。歳月。「星霜ここに幾十年」「幾星霜を経る」
[類語]時間歳月年月としつき年月ねんげつ光陰日月月日風霜

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精選版 日本国語大辞典 「星霜」の意味・読み・例文・類語

せい‐そう‥サウ【星霜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 古くは「せいぞう」とも。星は一年に天を一周し、霜は毎年降るところから ) 年月。歳月。
    1. [初出の実例]「星霜廻薄、祥忽戻」(出典:性霊集‐七(835頃)葛木参軍設先考忌斎願文)
    2. 「五百余歳の星霜(セイザウ)を経て、末世澆漓(まっせげうり)の今に至るまで」(出典:太平記(14C後)八)
    3. [その他の文献]〔柳宗元‐酬婁秀才詩〕
  3. 一年。
    1. [初出の実例]「それより今日に至るまで、凡そ二星霜余の間に」(出典:霊的見神の意義及方法(1907)〈綱島梁川〉)

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普及版 字通 「星霜」の読み・字形・画数・意味

【星霜】せいそう(さう)

歳月。唐・杜甫〔秋日南述懐三十韻〕詩 星霜、玄鳥(燕の往来)變じ 身世白駒(はくく)(日月の過ぎやすいこと)催す 伏枕超忽(てうこつ)(諦念)に因り 舟、來に任す

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