星鴉(読み)ホシガラス

デジタル大辞泉 「星鴉」の意味・読み・例文・類語

ほし‐がらす【星×鴉】

カラス科の鳥。全長約35センチ。全身褐色で多数の白い斑点がある。ユーラシア大陸に分布し、日本では高山針葉樹林生息。だけがらす。 夏》「―風のあとまた水の音/六林男」

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精選版 日本国語大辞典 「星鴉」の意味・読み・例文・類語

ほし‐がらす【星鴉】

〘名〙 カラス科の鳥。全長約三五センチメートルで、普通のカラスより小さい。体は黒褐色で、頭側から背と胸腹部にかけて多数の小さな白斑がある。高山鳥の一つとして名高く、ハイマツ・シラビソなどの実を好んで食べる。鳴き声は普通のカラスより低くて濁る。ユーラシア大陸の北部と高山に分布し、日本では北海道、本州山地四国の高山の天然針葉樹林に留鳥としてすむ。だけがらす。《季・夏》 〔生物学語彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「星鴉」の解説

星鴉 (ホシガラス)

学名Nucifraga caryocatactes
動物。カラス科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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