春安村(読み)はるやすむら

日本歴史地名大系 「春安村」の解説

春安村
はるやすむら

[現在地名]山崎町春安

揖保いぼ川の支流菅野すがの川下流右岸に位置し、対岸加生かしよう村など、南はだん村。領主の変遷は山崎村と同じ。正保郷帳に村名がみえ、田方九七石余・畠方二一石余。下村氏手控帳(下村家文書)によると、寛文―延宝(一六六一―八一)には四ツ成高一四三石余、田三町八反余・畑七町三反余、小物成銀七匁余(山畑役三匁余・茶役一匁余・楮役一匁余)・桑役(真綿)一〇匁、家数九・人数七一、馬四・牛八。宝暦―明和(一七五一―七二)の郷中古事録(織金家文書)では延享年間(一七四四―四八)には田三町八反余・畑六町余、人数八一、牛八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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