春覚寺(読み)しゆんかくじ

日本歴史地名大系 「春覚寺」の解説

春覚寺
しゆんかくじ

[現在地名]室生村大字下笠間小字テラ

下笠間しもかさま集落の北、小高い所にある。山号は東里山。融通念仏宗に属し、本尊阿弥陀如来。寺宝に木造地蔵菩薩立像(国指定重要文化財)がある。台座裏に「康元元年四月二日造立畢大仏師刑部法橋快成」の銘と寛永二年(一六二五)の修理銘があり、鎌倉時代の在銘地蔵像としては例が少ない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android