時月(読み)じげつ

精選版 日本国語大辞典 「時月」の意味・読み・例文・類語

じ‐げつ【時月】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「時」は三か月、「月」は一か月の意 ) 時(季節)と月。わずかの月日をさすこともある。
    1. [初出の実例]「交廃行旅者。不時月。量差人夫修理」(出典:貴嶺問答(1185‐90頃)六月一〇日)
    2. [その他の文献]〔書経‐舜典〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「時月」の読み・字形・画数・意味

【時月】じげつ

時と月。また、数ケ月。明・方孝孺〔窩記〕彼の甘(かんぜい)の味は、時を累(かさ)ねてらはずと雖も、未だ(へい)と爲すに足らず。而れども桂(きやうけい)(からし)の和は、斯須(ししゆ)も之れ無(なか)るべからず。

字通「時」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android