時雨れる(読み)シグレル

デジタル大辞泉 「時雨れる」の意味・読み・例文・類語

しぐ・れる【時雨れる】

[動ラ下一][文]しぐ・る[ラ下二]
時雨が降る。「夕方になって―・れた」 冬》「うしろすがたの―・れてゆくか/山頭火
涙を催す。涙を落とす。
「目も見えず涙の雨の―・るれば身の濡れ衣はひるよしもなし」〈後撰・恋五〉
[類語]ぱらつくちらつく降りしきるそぼ降る降りこめる降る降り募る降り込む降り籠められる降りみ降らずみ降り敷く降り積もる積もる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android