替玉(読み)カエダマ

デジタル大辞泉 「替玉」の意味・読み・例文・類語

かえ‐だま〔かへ‐〕【替(え)玉】

本人だと偽って別人を使うこと。また、その人。「替え玉受験」
本物のように見せかけて、そのかわりに用いるにせ物。
ラーメン屋で、残したスープにお代わりとして入れる麺のこと。「替え玉無料サービス」
[類語]身代わり形代スケープゴートダミー代理人代人名代総代代理ピンチヒッター

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「替玉」の意味・読み・例文・類語

かえ‐だま かへ‥【替玉】

〘名〙
① 本物のように見せかけてかわりに用いるにせもの。
② 本人と偽って、別人を使うこと。代理で事に当たること。また、その人。
洒落本美地の蠣殻(1779)「わゐらがやうな替(ケ)へ玉と口をたたくと夜が明ける」

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