最初(読み)サイショ

デジタル大辞泉 「最初」の意味・読み・例文・類語


さい‐そ【最初】

《「そ」は「しょ」の直音表記》「さいしょ(最初)」に同じ。
「―に出でて諸矢しつ」〈かげろふ・下〉
したり顔なるもの、正月ついたちに―にはなひたる人」〈・一八五〉

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精選版 日本国語大辞典 「最初」の意味・読み・例文・類語

さい‐しょ【最初】

  1. 〘 名詞 〙 物事の一番はじめ。初手。最始。さいそ。
    1. [初出の実例]「われすなはちその㝡初のくだりのはての仏文字なり」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)二月二九日)
    2. 「最初(サイショ)は其様にもおもやせなんだが」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)
    3. [その他の文献]〔倶舎釈論‐二一〕

さい‐そ【最初】

  1. 〘 名詞 〙さいしょ(最初)
    1. [初出の実例]「さいそにいでて諸矢しつ」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)

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普及版 字通 「最初」の読み・字形・画数・意味

【最初】さいしよ

最も初め。

字通「最」の項目を見る

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