最果(読み)さいはて

精選版 日本国語大辞典 「最果」の意味・読み・例文・類語

さい‐はて【最果】

〘名〙 最もあと。いちばん終わり。最後最終。また、いちばんはずれのところ。さいはち。
※能因本枕(10C終)二五六「さいはての車に侍らん人は」
さい果て(1964‐71)〈津村節子〉三「行商しながら渡る北海道では、内地を食いつめた者が落ちていくさい果てという感はまぬがれない」

さい‐はち【最果】

※枕(10C終)二七八「さいはちの車に乗りて侍らん人は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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