服色(読み)ふくしょく

精選版 日本国語大辞典 「服色」の意味・読み・例文・類語

ふく‐しょく【服色】

〘名〙 衣服色模様
史記抄(1477)三「我に従て功労を致して我西土の周を定た人どもをば我々其服色と徳とを顕著にして方明にするぞ」 〔史記‐殷本紀〕

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普及版 字通 「服色」の読み・字形・画数・意味

【服色】ふくしよく

車馬の色。〔礼記、大伝〕を考へ、正を改め、色を易(か)へ、~衣を別にするは、~此れ其の民と變革するを得るなり。

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世界大百科事典(旧版)内の服色の言及

【服制】より

…ただ,それらはおおむね礼服であって,常服になると歴代多様な服制がくふうされている。その場合,服色も重要な要素であって,隋代には天子の服は〈黄袍(こうほう)〉と定められ,歴代これを襲った。唐代には百官の服色が規定され,三品以上は紫,四品五品は緋(ひ),六品七品は緑,八品九品は青と4等にランクづけられ,次の宋朝もこれにならった。…

※「服色」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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