20世紀日本人名事典 「服部高顕」の解説 服部 高顕ハットリ タカアキ 昭和期の裁判官 元・最高裁長官。 生年大正1(1912)年10月1日 没年平成5(1993)年3月24日 出生地三重県 学歴〔年〕東京帝大法律学科〔昭和10年〕卒 主な受賞名〔年〕勲一等旭日大綬章〔昭和60年〕 経歴昭和9年高文行政、司法各科合格。最高裁民事部、東京地裁判事、最高裁事務総局、民事局、司法研修所教官、東京高裁判事を経て、48年福岡高裁長官、50年大阪高裁長官、同年最高裁判事、54年最高裁長官を歴任。「津地鎮祭訴訟」(52年)では、公的機関の神式行事への参加は違憲とする反対意見を述べた。57年9月退官、ワシントン大学客員教授を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「服部高顕」の解説 服部高顕 はっとり-たかあき 1912-1993 昭和時代の裁判官。大正元年10月1日生まれ。昭和50年最高裁判事となり,54年最高裁長官。52年津地鎮祭訴訟で地方自治体の地鎮祭への関与は違憲とする反対意見をのべた。そのほか大阪空港公害訴訟などを担当した。平成5年3月24日死去。80歳。愛知県出身。東京帝大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by