朝鮮矢来(読み)チョウセンヤライ

デジタル大辞泉 「朝鮮矢来」の意味・読み・例文・類語

ちょうせん‐やらい〔テウセン‐〕【朝鮮矢来】

竹垣一種。掘っ立て柱に木または竹を横に渡し、これに細竹や割り竹を縦にすきまなく組んだもの。朝鮮垣。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朝鮮矢来」の意味・読み・例文・類語

ちょうせん‐やらい テウセン‥【朝鮮矢来】

〘名〙 竹がきの一種。掘立柱に、細竹または割竹を打ちつけたもの。正徳元年(一七一一七月朝鮮使節が来朝したときにつくりはじめたところからの名という。朝鮮垣。
歌舞伎・染竹春駒(1814)三幕「年寄りだから除(よ)けて居れば、朝鮮矢来にとッ付いた糸瓜(へちま)を見るやうに、味に搦(から)むな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android