木曾の懸橋(読み)きそのかけはし

精選版 日本国語大辞典 「木曾の懸橋」の意味・読み・例文・類語

きそ【木曾】 の=懸橋(かけはし)[=丸木橋(まるきばし)

江戸時代信濃国長野県上松宿(あげまつのしゅく)福島宿との間にあった懸橋。その起源は古く、奈良時代の「続日本紀」に「危村橋」とみえ、慶安元年(一六四八)尾張藩主徳川義直がこの橋を堅固にして、旅人通行の便をはかったという。木曾桟道。波計(はばかり)の橋。〔能因歌枕(11C中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android