木村園三郎(読み)きむら そのさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村園三郎」の解説

木村園三郎 きむら-そのさぶろう

1848-1865 幕末武士
嘉永(かえい)元年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。水戸藩郷校潮来(いたこ)館の林五郎三郎に共鳴して尊攘(そんじょう)運動にはいる。那珂湊(なかみなと)で榊原(さかきばら)新左衛門をたすけて幕府軍とたたかう。武田耕雲斎にしたがって京都をめざす途中で捕らえられ,元治(げんじ)2年2月16日越前(えちぜん)(福井県)敦賀(つるが)で同志とともに処刑された。18歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android