本材木町八丁目(読み)ほんざいもくちようはつちようめ

日本歴史地名大系 「本材木町八丁目」の解説

本材木町八丁目
ほんざいもくちようはつちようめ

[現在地名]中央区京橋三丁目

本材木町七丁目の南に続き、南は白魚しらうお(牛草橋)京橋川を越えて京橋白魚きようばししらうお屋敷、東は本材木河岸、西はやなぎ町・すみ町。もみじ川には対岸本八丁堀ほんはつちようぼり一丁目との間に弾正だんじよう橋が架けられていた。安永三年小間附町鑑によれば京間三四間、公役金を納め、ほかに仕置の者が出た時には役材木を差出した。名主鈴木すずき町などと同じ。「江戸惣鹿子名所大全」には石屋があると記される。明治三年(一八七〇)に本材木町七丁目などと合併して本材木町三丁目となった。弾正橋の東詰に島田弾正の下屋敷があり、橋名はこれにちなむとされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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