本通川越町(読み)ほんとおりかわごしちよう

日本歴史地名大系 「本通川越町」の解説

本通川越町
ほんとおりかわごしちよう

[現在地名]静岡市本通一〇丁目・幸町さいわいちよう

駿府城下の横筋(横町)第八行の両側町。東は本通九丁目、西は堤添川越つつみぞいかわごし町を経て有渡うど弥勒みろく町に至る(以上、町方絵図)新通川越しんとおりかわごし町・堤添川越町とともに三川越町と称され、町名は本通筋の町で川越人足が居住したことにちなむ(「駿河志料」など)。貞享三年(一六八六)の時之鐘鋳直集銭帳(県立中央図書館所蔵文書)によると、家数は丁頭家一・本家五三・借家二一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android