李 秀成(読み)りしゅうせい

旺文社世界史事典 三訂版 「李 秀成」の解説

李 秀成
りしゅうせい

1823〜64
太平天国後期の指導者
広西省の貧農の子。太平天国の乱に兵卒として参加,武功をたてて忠王となり,1856年最高指揮官となる。南京の陥落直前洪秀全 (こうしゆうぜん) の子を擁して脱出をはかったが,曾国藩 (そうこくはん) の湘軍に捕らえられて処刑された。死の直前に回顧録『李秀成供状』を残した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android