杣谷寺跡(読み)そまたにでらあと

日本歴史地名大系 「杣谷寺跡」の解説

杣谷寺跡
そまたにでらあと

[現在地名]御杖村大字神末小字杣谷

御杖みつえ神社の南東方、杣谷の墓地付近に位置したが、現存しない。もと真言宗で、山号は護国山。由緒は不詳であるが、戦国時代、織田信長の軍によって堂宇ことごとく焼払われたと伝える。いま墓地の傍らの小堂に延元三年(一三三八)八月の銘を刻んだ地蔵石仏の断片遺存する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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